口頭鑑別とは。。。(長文ですがお役に立てると思います)
4月最後の新作アップ、
休日と重なってしまいましたが
早々に沢山のお客様にお越しいただきまして
誠にありがとうございました。
発送準備の整ったお客様から
順に発送させて頂いておりますので、
お手元に届くまで今しばらくお待ち下さい(^-^*)
さて、今回は口頭鑑別についてお話させて頂きますね。
先日ダイヤモンドの鑑定をお願いした際に
1点だけやむを得ず「口頭鑑別」になったというお話を
店長日記でご紹介させて頂いたところ、
「アクセサリｰネットショップで最近よく見かけますが
どんな鑑定結果ですか？」と
お客様からご質問頂きました。
「口頭鑑別」と言う文字から見ると
口述と勘違いを受けてしまいそうですが、
実際にはソーティング(鑑別メモ)の1段階前の工程のまま、
依頼主に結果を伝える事で、
きちんとプロの鑑定士に見ていただき、
カラーやグレードなど、正確な記述を
手描きで残して下さいます。(プッチン袋など)
(その後ソーティング用ラベルなどに印刷されます)
「手描きは怪しい・・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
きちんと領収書には「口頭鑑別代金〇〇」と記載されます(^-^;)
カラーストーンの場合は
「天然〇〇、サイズ、カラット」などが表記されます。
ただ、ダイヤモンドの場合、
この「口頭鑑別しています」と偽って
いい加減なグレード表記をするお店も少なくはありませんので、
下記のポイントを参考にして頂くと良いと思います。
●カラーグレード
ダイヤモンド鑑定基準で価値を決める大切な項目｢4C」の1つ。
「ソーティングつき」「口頭鑑別済み」であれば、
必ず正式なアルファベット、又はカラー名表記がされていますので
｢無色に見えるから～」「無色透明」などと言う文面は要注意です。
また、明らかに色合いが無色ではないカラーダイヤモンドには、
カラー判定の別検査が伴う為、口頭鑑別はできません。
∥カラーグレードスケール∥
上記のように「無色透明」のクラスでもD～Jまで7つに分けられ
素人目からですとM位までは無色に見えてしまいます。
プロに鑑定して頂いていれば色合い等級もハッキリ出ますので
とても重要なポイントです。
●クラリティ
こちらもダイヤモンド鑑定基準で価値を決める大切な項目｢4C」の1つ。
「ソーティングつき」「口頭鑑別済み」であれば、
必ず正式なクラス表記がされていますので
｢〇〇ぐらいだと思う」や「〇〇に近い」、「〇〇ｰ1」など
数字まで記載していない物は要注意です。
∥クラリティグレードスケール∥
同じIクラスでもI-1では肉眼での内包物確認が困難な場合が殆どですし、
I-3になると工業用ダイヤほど内包物の目立つ物があります。
SIクラスになると婚約指輪などに用いられるようになり、
0,3ct.以上になると相場が跳ね上がります。
●カット
こちらもダイヤモンド鑑定基準で価値を決める大切な項目｢4C」の1つ。
口頭鑑別によっては表記されない場合が多いですが、ポイントとしては
ブリリアントカットを対象として鑑定される項目ですので、
プリンセスカット、マーキスカット、ローズカット、ペアシェイプカット等
他のカットに関しましては専用の検査がございますので
口頭鑑別では表記されません。
ソーティング(鑑別メモ)でも無表記になります。
ブリリアントカットでは無い物に対し、
「Very Good」や「Excellent」などの表記がある場合は要注意です。
以上の事柄は、
ダイヤモンドを専門に販売されている
実店舗経営のプロの方に「見分け方」として
教えて頂きました。
もし、「この表記は怪しいぞ」と思った際には
やはり個人様で鑑定に出されるのが一番正確だと思います。
鑑別所にもよりますが、ソーティングのみであれば
\1,500前後で取る事が出来ます。
(カラーダイヤ、特殊な石は別検査が必要な場合がございます)
ただ、穴あけ加工を施していたり
取り外しが不可能な加工が施されている場合は、
口頭鑑別になるかと思いますので、
予め、依頼する鑑別所にお問い合わせして頂くと
より安心だと思います。
(通常の爪留め加工の場合は、石を取り外す事が出来ますので
正式な鑑定結果を得る事が出来ると思います)
Laviyも まだまだお勉強している身ですが、
専門職の方のご意見を参考に応答させて頂きますので
ご質問や不明点などございましたら気軽にお問い合わせ下さい(^-^*)
休日と重なってしまいましたが
早々に沢山のお客様にお越しいただきまして
誠にありがとうございました。
発送準備の整ったお客様から
順に発送させて頂いておりますので、
お手元に届くまで今しばらくお待ち下さい(^-^*)
さて、今回は口頭鑑別についてお話させて頂きますね。
先日ダイヤモンドの鑑定をお願いした際に
1点だけやむを得ず「口頭鑑別」になったというお話を
店長日記でご紹介させて頂いたところ、
「アクセサリｰネットショップで最近よく見かけますが
どんな鑑定結果ですか？」と
お客様からご質問頂きました。
「口頭鑑別」と言う文字から見ると
口述と勘違いを受けてしまいそうですが、
実際にはソーティング(鑑別メモ)の1段階前の工程のまま、
依頼主に結果を伝える事で、
きちんとプロの鑑定士に見ていただき、
カラーやグレードなど、正確な記述を
手描きで残して下さいます。(プッチン袋など)
(その後ソーティング用ラベルなどに印刷されます)
「手描きは怪しい・・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
きちんと領収書には「口頭鑑別代金〇〇」と記載されます(^-^;)
カラーストーンの場合は
「天然〇〇、サイズ、カラット」などが表記されます。
ただ、ダイヤモンドの場合、
この「口頭鑑別しています」と偽って
いい加減なグレード表記をするお店も少なくはありませんので、
下記のポイントを参考にして頂くと良いと思います。
●カラーグレード
ダイヤモンド鑑定基準で価値を決める大切な項目｢4C」の1つ。
「ソーティングつき」「口頭鑑別済み」であれば、
必ず正式なアルファベット、又はカラー名表記がされていますので
｢無色に見えるから～」「無色透明」などと言う文面は要注意です。
また、明らかに色合いが無色ではないカラーダイヤモンドには、
カラー判定の別検査が伴う為、口頭鑑別はできません。
∥カラーグレードスケール∥
| D・E・F | G・H・I・J | K・L・M | N～R | S～Z | カラーネーム |
| 無色 | ほぼ無色 | 僅かな黄色 | 非常に薄い黄色 | 薄い黄色 | ファンシーイエローなど |
上記のように「無色透明」のクラスでもD～Jまで7つに分けられ
素人目からですとM位までは無色に見えてしまいます。
プロに鑑定して頂いていれば色合い等級もハッキリ出ますので
とても重要なポイントです。
●クラリティ
こちらもダイヤモンド鑑定基準で価値を決める大切な項目｢4C」の1つ。
「ソーティングつき」「口頭鑑別済み」であれば、
必ず正式なクラス表記がされていますので
｢〇〇ぐらいだと思う」や「〇〇に近い」、「〇〇ｰ1」など
数字まで記載していない物は要注意です。
∥クラリティグレードスケール∥
| FL・IF | VVS-1・VVS-2 | VS-1・VS-2 | SI-1・SI-2 | I-1・I-2・I-3 |
| 無欠点 | 10倍ルーペで内包物の発見が困難 | 10倍ルーペで内包物の発見がやや困難 | 10倍ルーペで内包物の発見ができる | 肉眼で内包物の発見ができる |
同じIクラスでもI-1では肉眼での内包物確認が困難な場合が殆どですし、
I-3になると工業用ダイヤほど内包物の目立つ物があります。
SIクラスになると婚約指輪などに用いられるようになり、
0,3ct.以上になると相場が跳ね上がります。
●カット
こちらもダイヤモンド鑑定基準で価値を決める大切な項目｢4C」の1つ。
口頭鑑別によっては表記されない場合が多いですが、ポイントとしては
ブリリアントカットを対象として鑑定される項目ですので、
プリンセスカット、マーキスカット、ローズカット、ペアシェイプカット等
他のカットに関しましては専用の検査がございますので
口頭鑑別では表記されません。
ソーティング(鑑別メモ)でも無表記になります。
ブリリアントカットでは無い物に対し、
「Very Good」や「Excellent」などの表記がある場合は要注意です。
以上の事柄は、
ダイヤモンドを専門に販売されている
実店舗経営のプロの方に「見分け方」として
教えて頂きました。
もし、「この表記は怪しいぞ」と思った際には
やはり個人様で鑑定に出されるのが一番正確だと思います。
鑑別所にもよりますが、ソーティングのみであれば
\1,500前後で取る事が出来ます。
(カラーダイヤ、特殊な石は別検査が必要な場合がございます)
ただ、穴あけ加工を施していたり
取り外しが不可能な加工が施されている場合は、
口頭鑑別になるかと思いますので、
予め、依頼する鑑別所にお問い合わせして頂くと
より安心だと思います。
(通常の爪留め加工の場合は、石を取り外す事が出来ますので
正式な鑑定結果を得る事が出来ると思います)
Laviyも まだまだお勉強している身ですが、
専門職の方のご意見を参考に応答させて頂きますので
ご質問や不明点などございましたら気軽にお問い合わせ下さい(^-^*)