美しい三宅島ガラス。。。

以前、ブルーオブシディアンを鑑別に出した際、
疑問符だらけの私に丁寧に電話対応して下さった学士さんから
「以前からアメリカやイタリアでも人口の火山ガラスが世に出ていますが、
実は日本にもあるんですよ」と教えて下さったのが
三宅島ガラスです。

アメリカのセント・ヘレナ火山ガラス
(通称エメラルドオブシディアン、ヘレナイト、オブシディアナイト)や
イタリアのヴォルカニック・グラスは
火山灰もしくは火山岩を粉砕したものに
クロムや鉄分などを混ぜて作られた火山ガラスとされていますが、
(実験の結果で火山灰では黒いガラスになってしまった為、
ただのガラスではないか。。。と言う見解が有力視されているそう)
まだ記憶にも新しい2000年の三宅島噴火の際に降り積もった
火山灰を利用して開発されたのが三宅島ガラス
火山灰の割合によって、美しいブルーやグリーンの
色合いが出されています。

その製法は特許を取得していて
宝石としての事業も新たに進められていますが、
まだルースやビーズとしての一般販売がされていないので
手元にはありません。。。(譲って頂けるか問い合わせ中です)
が、QVC JAPANのサイトで「アイランドグラス」の名で
アクセサリーが販売されていました。
とっても綺麗ですよ~。

三宅島復興にも繋がると言うことで、
もし仕入れる事が出来ましたら
お店の方でご紹介させて頂きますね。